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2024年04月27日
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麻雀のために生きているんだっ

2013年02月12日
 麻雀漫画クラスタを名乗るには読んでおくべき作品の一つ、「あぶれもん」
は、恥ずかしながら昨夜読みましたーーー(><;


 内容はいわずもがな…!
ってか、コチラ見ていただいたほうが早いと思いますw


http://www47.atwiki.jp/mahjong_comic/pages/288.html


 主人公、啓一くんの成長とその周囲の人々のお話。
一言でいうと、アツイゼーアツクテシヌゼー です。(最大級の褒め言葉)

 
 多くの魅力あるバイニンが登場しますが、自分の好み的には、熊彦さんが好きです~(*´∀`)


 主要人物がみんな、麻雀に人生を賭けているって感じがたまりません…。
やっぱり麻雀漫画はこうでなくっちゃ!と思います。

 でも、どうしても麻雀ですから。
その道を進むって事は、色々と犠牲にし続けないといけないわけで…。
生きることの意味を問う、というよりは、業の深さを気にしたら負け☆(゚∀゚)という雰囲気が、やっぱり麻雀漫画だぜーという印象でした。


 
 とにかくアツいぜー!
それ以外に言葉は要りません。


 とかいって、もうちょっと言いたいので以下、ネタバレ含みます~。
未読の方はご注意くださいませ。












 

 キャラの成長を描く漫画として不可欠なのは「親、または親しい人の死」です。
死を意識したときから本当の人生が始まる!って修造botくんがいってたけど、まさしくその通りだと思います。

 あぶれもんにも当然それがありまして、思わず(´;ω;`)ブワッとなりました。

 啓一君が18歳(かな?)のとき、自分を支えてくれた恩人が亡くなってしまいます。
その時初めて「死の恐怖」を知り、それを乗り越えて強くなる…という感じです。

 しかし、この当時(1980年代)の漫画によくあることなのですが、すっげペース速いんですよね(^^;
あんまり一つの事を引っ張らないので、啓一君はサクっと超えちゃう。
(当然、深い葛藤はあるのですが、割とあっさり片付けられてしまうと言う…(^^;;;)

 つって、ずるずるそればっか、ってのもアレなので、いいと思います(何
ラストにもその記憶が登場するので、この事件は啓一君の人生に大きく影響したと思うと、涙が出てきます…。



 全体的に博打中毒な人たちがたくさんいるのですが、その狂気こそが麻雀漫画ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧ですので、
ネット等でネタにされるくらい狂ってるのがいいです。
でもとりあえず、麻雀の強さと綱渡りはあんまり関係ないと思いますけど、
牌に命を刻んだらこんなもんだと思うので、仕方ないでです。


 全体的に大絶賛なのですが、ちょ~~~~っと4巻が……
荒いというか何と言うか…(^^;;
絵の荒さは非常に残念というか、この時期嶺岸先生に何があったのか気になります…。

 とりあえずラオウそっくりな帝王様が出てきます(^^;
1988年の連載当時ですので、絶対意識してますよね……(^p^)
その拳王ならぬ帝王さまと健三さんの闘い、
打牌で卓がこげたり、ツモ上がりするたびに牌が真っ二つになったりするので、ここら辺もどう考えても(以下略


 さらに残念なのがこの帝王様、ラストがしょぼいんだ…(ノ∀`)アチャー
どうせだから、ラストはツモ牌を掲げて「我が人生に一片の悔いなし」とかやっていただきたかったですね…。

 そして4巻内の土佐編は格闘漫画風に色々とクレージーです。
やっぱどうかんg(ry

 あれ、あと何処だったっけか…
どーしても一箇所解らないところがあったんです・・・。
当面の敵からの直撃を見逃して、槓してその敵に海底を廻さないようにしたってのがあって、え、なんで??と思ったところが…。
気になって読み返したら何処だか解らなかったので、気のせいだったかしらん(^^;;



 もし、もっと連載期間が長く取れたなら、啓一君や健三さん以外の人たちの、それぞれのストーリーもやって欲しかったな~って思うぐらい、実に魅力的なバイニンが登場します。


 ぶぼの一押しは熊彦さんですが、どうしたって気になるのが武士さんですね…(ノ_<。)ウウッ
どうしても超えられない健三さんという壁を越えるために何処かへ行ったと思ったら、ポン中(っつってもこの話の舞台は昭和の後期なので、ヒロポンじゃないんですけどこう言いたい)になって帰ってきて…

 でも…見事勝ったんです……なのにそこで死んでしまうんですよ……。゚(゚´Д`゚)゜。
もー涙なしには読めませんね!!!!



 その他見所満載、
しかも全5巻のほう(not新装版)には、来賀先生の処女作「牌のレクイエム」も収録されてますので、超お得!!!
これは是非とも古いほうを買ってくださいw


 それと、もしかして嶺岸先生って原哲夫先生の影響受けてたんじゃ…と思いました!絵的に!!!
ま、まぁこの当時の漫画家さんは非常に多いですけどね…(^▽^;




 とにかくアツイゼーアツクテシヌゼーな麻雀漫画、絶対オススメの一作品ですw






 
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