はんちく雑記

　えーっと、先に言っておきますが、結構好きですよ、この作品。

　なんですが…

　…少女マンガが肌に合わないのか、どーにも突っ込まずにはいられないというか…w
愛だよ、愛。


　こーいう柔らかいタッチの絵もいいんですが、とりあえずパッと見、キャラの識別がつきにくいです（＾＾；
夏目君の友達、皆同じに見えるんですけど…。


　少女マンガだから必要ないのかも知れませんが、バトルシーン(?)がただの雰囲気だけで終わってるのが勿体無い感じです…。
雰囲気を伝える事、それこそが漫画として大事な所なので、それはそれでいいとしても…

　妖怪は、もっと妖怪らしい感じがいいなぁ…。

　この作者様、10巻も描いていて（悪い意味で）殆ど絵が変わらないっつーのが何となく…うーん…。
まぁあの、夏目君の少年らしい繊細さが出てるのはいいんです。
そこら辺は好きです。
でーもねー…うーん…。


　あと、「友人帳」の設定が苦しいというか何と言うか…（＾＾；
全員の名前を返す、っていう初期設定は何処へやら。
という訳で、話が進むにつれて友人帳の存在は「何か凄い」ってだけになります（＾＾；

　そもそも、「妖怪達に名前を返す（=友人帳が空っぽになって価値がなくなる）」つもりの主人公に、
「妖怪を従えるつもりで友人帳を狙っている」ニャンコ先生が、用心棒として同居するっていうのが訳がわからない…。


　…と言うと、そんなに嫌なら読むなよ！って思われそうですが…

　ち…、違うんです。
折角いい雰囲気の漫画なんだから、なんつーか、もうちょっと完成されていたらいいのになぁ…っていう思いがあるんです。

　そこら辺、アニメですと絵に誤魔化しがきかなくなるので、アニメ版欲しいな～…って思った訳ですよ。

　つかこのキャラデザの方、凄いと思った。
あの、柔からな雰囲気を壊さずにアニメ絵にしたって、凄いっす。
DVDほすぃ。