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2024年05月03日
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投球フォームで打牌のポーズ

2010年01月13日
 漫画というものは得てして、オーバーアクションです。
スポーツ漫画でも格闘技漫画でも、或いは日常がテーマな漫画ですら、オーバーアクションです。
それは当然の事で、殆ど動かずに会話していても絵にならないし、
スポーツや戦い等、躍動感を一つの絵で表現する為には、動画を一時停止させたような構図ではいけません。

 勿論、リアルなポーズこそカッコいい場面もありますが、それは大体、構図やその姿勢になる瞬間が限られてくるので、そればかりでは無個性で、いつも同じ状況しかない…そんな漫画になってしまいます。
だから、写実をディフォルメさせる事が漫画の表現には不可欠な要素であり、漫画家の技量が問われる所でもあります。

 …と言う訳で、麻雀漫画も当然、オーバーアクション。
実際そんな風にはツモんねーよ!ってポーズがカッコよかったりします。

 現実的に考えてしまうと、顔の高さまでツモ牌を持ってきたり、腕を高く掲げられたりしたら、ギャグならともかく、フツーにやられたらかなりウザいと思います。
んな事やってねーで早く切れよ!って感じで(^^;

 打牌の音も、漫画内で迫力のあるコマには「バチンッ」「ダンッ」等の効果音が必要ですが、実際に強く叩きつけられると、仲間内でも不快に感じます…、僕は。
っていうか、そこまで強く叩きつけたら、山が崩れそうな…(^^;


 そういう現実にはありえない理不尽さを全て把握した上で、それでもオーバーアクションは必要なのです。
特に麻雀漫画は、牌が巨大化でもしない限り座って勝負なので、上半身でしか表現できず、
しかも殆ど動かないですから、リアルな打ち方をしていたら淡々と進むだけ…。
どんなに面白い話でも、漫画としてはつまらなくなってしまいます。

 上半身だけで、しかも殆ど動きのない画面の中で、キャラをいかに生き生きと表現するか…
普通の漫画家以上に、麻雀漫画家の苦悩は耐えません(多分)


 …って、なんでそんな解りきった事を今更言い出したかって…
いや~、CR哲也やってたら、哲也が背中を見せるほど上半身を捻って打牌する絵がありまして、
あぁ、これ何かのポーズに似ているなぁ…と思ったら、野球の投球ってこんな感じだよね、と気が付きまして。

 投球フォームってカッコいいですよね。リアルでも漫画でも。

 「哲也」ぐらい全てがオーバーな漫画(←褒めてます!褒めてるんですよ!!)なら、スポーツの動きを模したポーズがいいかも知れない、と思い、試しにちょっと描いてみました。自キャラですけど。
超~テキトーで申し訳ないですが…
投球フォームで、右手だけちょっと麻雀っぽく…  投げる訳じゃないです(^^;

 とりあえずこんな感じ↓



throwing.jpg


 …… (-公ー;

 う…、うーーーーーん…。
左肩が下がりすぎたかなっていうか、左手にグローブがないと、なんか間抜けな気が…。

 実はコレ全身描いたんですけどね、全身だと尚更、この人何やってんですか?な感じだし~って事でアップするのは上半身だ~け~。
左手が出ないぐらいまでもっと切っても良かったかな…orz
ここまで勢いをつけて、その後どーすんだ、その牌…。


throwing2.jpg


 こんなつまんねーモン描いてないで、さっさと本館に上げた下描き分位は仕上げろ!!!って自分でも思うんですけど、以前、水&日曜って決めて更新してたとき、途中でツラクなったんですよ…。
ですから、嫌々描いてテキトーに仕上げないで、ヤル気のある時にきちんとやろうかと…。






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