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「勇午」の感想~。
前になんか騒いでましたが、単行本2度読み完了&昨日イブニング立ち読みしてきたので感想を(´・ω・)ノ
現在、勇午って40代半ばぐらいなんですよね~…。
(小説版によれば、ロシア編で33歳以上の筈なので…。)
みーえね~~~~。
こんな超美人なオジサマなんて……最高です(*´д`)
さて。
シリーズは「世界編」と呼ばれるモーニング連載分1~22巻までと、
「日本編」と呼ばれる、現在イブニング連載分で、今の所9巻が出てます。
どんな困難な交渉でも、引き受ければ成立させるフリーの交渉人、勇午。
彼の引き受ける交渉の影には、常に国家的・宗教的圧力がつきまとう。
友愛と言葉だけを武器に、社会が抱える矛盾と勇午は戦う…
…って感じのお話。
巻が進むにつれ、勇午は段々美人顔になり、日本編ではびっくりするほど超絶イケメン!!!!
…が本題ではないです、えぇ勿論。
様々な政治的・宗教的・民族的な問題を背景に、勇午は言葉を武器に「交渉」していくってお話です。
当時話題になった事件が舞台になっていて、その事件の背景を深く掘り下げられているので、現代史を学びたい人には大変興味深い作品です。
話の奥深さも非常に素晴らしい作品ですが、なにより作者がいかに主人公を愛してるかってのが伝わってきます。
「世界編」の単行本の作者コメントに「勇午を追って取材旅行する」的な話が書かれているんですが…、
なんかいいよな~、そういうの…(´ω`)
変えたくても変えられない世界の現実を、作者は主人公に託した訳ですよ。
自分で作った世界の中だけれど、主人公は作者の願いを叶えてくれる。
その主人公の足取りを追って、作者は取材しにいく…。
…いいじゃないですか~~~(ノ▽T)
僕もやってみたいです、そういう取材旅行とか。
まぁ、無理なのは解ってますからそっとしておいて下さい。
「勇午」といえば拷問なんですがw
それも愛ゆえに~なのね~~~vv 多分。
拷問がない話はほぼないですww
ワールドワイドな拷問もお楽しみいただけます。
唯一なかったのは4巻の広域暴力団のお話?
でも、あれはあれで… (*´艸`)キャ
(↑勇午さん、893なオッサンに耳舐め&噛まれとる)
原作者か漫画家か、どっちの趣味かは存じませんが、段々エスカレートしていくっていうかなんつーか…w
読んでるこっちもイカレてきました。
最初の頃は
ギャーーーー・゚・(ノД`)・゚・ーーーーー だったのが、
段々と
キャーーーー(*,,´艸゚)ーーーーーー になってきて、
終いにゃにやけてきます。
横浜・横須賀編のアレはギャグかと思いました。
勇午では娼婦っつーもんが良く出てくるんですが、
美人なおねーさんが目の前で脱いでてもなんもないっつー素晴らしい精神力の勇午さん。
むしろ女性に好意的にされてると嫌そうっていう…www
なんか、ねぇ。もう、どうしましょう。
さてさて。
世界編では交渉のラスボスとか重要人物がみんな、男気溢れてて非常にいい人達なんで、
ラストが非常にご都合主義的に終わっちゃうんですけど、まぁ、漫画だから。
いやでも言いたい。それは愛ゆえに~。
ロシア編、国家プロジェクトとして8年以上も追ってきた計画を、少女の祈りで改心→んで、凍結って…それは流石にないだろー。
宗教絡みの話も、ただの日本人の言葉に耳を傾けるだろうか。
熱狂的な信者は、教祖の言葉以外は何一つ受け入れないと思うんですが。
敬虔な信者である少女があっさり「奇跡」という陶酔を捨てるだろうか。
どちらかっていうと、イギリスのあのおっさんの方がネゴシエーターらしいって言うか、リアリティがあるっていうか…(^^;
…と、腑に落ちないラストの世界編ですが、シビアに終わったのはパリ編。
あのラストは泣ける…(ノдT)
泣けるんですけど、解らなかった事が。
ムスタファ君、なんで体にロープをくくりつける必要があるの?
列車に飛び乗って自爆するなら、ロープは不要な気がががが。どなたか教えて下さい。
世界編、僕が一番好きなのはインド編です。
勇午が女装するっつーのもアレですしw ビーフカレーは笑ってしまった…ww宗教ってそういうモノなのね。
なによりもあの姉弟がかわいい!!!!!
インド映画を意識した表紙ってのも楽しいですし、作者も「楽しんで作った」的な事を仰ってますしねw
「日本編」は往年の勇午ファンには不評のようですが…
僕ぁ好きです。
身近だし、元ネタが解るしww
世界編の甘さを捨てた結果なのか、単に作者が日本が嫌いなのか、
日本編では、勇午は日本人に簡単に裏切られます。
依頼人がウソついてたり、交渉相手が情けなかったり…。
これは日本人への皮肉なような気がしないでもないです。
世界編ではみんな勇午のお願い聞いてくれたのに。
暗に、日本人には信念がないと仰りたいのか、それとも単に話の都合なのか…気になる気になる。
現在、フィリピンODA編がイブニングで連載中~。
前号で、やっぱり勇午は拷問されてました。
あのシーンも相当なものが…ww
とにかく勇午、面白いですよ。
オススメでございます。
画風
実は自分、小畑健先生の絵の超~ファンでして(^^;
「土方茂」時代からずっと好きなんですけど…
たまたま見かけた今週の「バクマン。」読んで、超~~~衝撃でした((((^^;
作品ごとに画風が変わるってのが氏の特徴の一つですが、
それにしたってこの変貌ぶり・・・。
え…??
エェーーーーー!?
ってな感じです。
「ブルードラゴン ラル・グラド」以降は追いかけてなかったってのもありますが・・・
な・・・何があったんスか先生・・・。
っていうか、「バクマン。」って恋愛漫画だったのか・・・。
(多分違う・・・ハズ(^^;)
まぁ、描いているうちに画風が変わっていくってのは良くありますが、
CLAMPがトーンを殆ど使わなくなった時の様な衝撃です。
(どっちも)う…うん…確かに原稿が早く仕上がるだろうけどさ…(´~`;
今まで小畑先生の作品なら無条件で揃えてきたけど…
うーん…どうしましょ…。
…んで、あの、以下の話は、上の話はとは完全に切り離してください(^^;
単なる独り言です。
家帰ってチュウレンジャーの下描き進めていたら、
たかだか40頁位で、諒悟も拓磨もエライ顔が変わったなー…と思いました。
特に目が大きくなったね(^^;
自分、そんなに画風が固まってなかったんかい…と思いつつ、
でも未咲はそれほど変わっていない訳で、自分でも??と思っていたら…
考えたら、今まで自分が描いてきた中で、
高校生ぐらいの男子っつーモンを描いた事が、殆どなかったって事に気づきました。
創作、二次創作含めて、いっつもオヤジか女の子しか描いてなかったからなー…。
若くても20歳以上のキャラばっかだったし…。
いやだって、麻雀漫画のキャラって、大抵は20歳以上じゃないですか…。
それ以外の漫画・アニメでも、自分、オヤジかお爺好きですからw
男で25歳未満のキャラには滅多に惚れない…ww
例外はアカギさんですが、アカギさんだって一番好きなのは、
登場当初のチョイ悪オヤジ系な赤木さんですww
…そういや、菊多は何歳なんだろう…(´・ω・`;
お兄ちゃんの三國さんが30越えてるとは思えないけど…やっぱ25歳前後…??
連載当初、瞬ちゃんは25歳(?)だったし…。
ヒゲとかシワとか頬骨がないと男じゃないぜ!!みたいなコダワリがあるんですよ(^^;
あ、女の子キャラは一本三つ編みであれば何系でもいいので! b(`ー´)
そう考えると、どーにも諒悟が描けなかったのも納得…。
…いやそれにしたって顔が変わりすぎだろ…orz
ペン入れ一発で直せるかのう…(-公ー;
今からもう一回描き直すのも…ちょっと…っていうかムリ…orz