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ペンの話。
今朝、ひたすらスネ毛を剃ってる夢を見ました。
なんでだろう。
さて。
何となくペンの話でも。
自分は日頃、コピックマルチライナーSPでペン入れしてます。
CGに慣れていなかった頃は、水彩で色を塗っていまして。
耐水性に優れているっていうので使い始め、そのまま現在に至ってます。
このペンでは線の強弱は付きません。
ずっと同じ太さの線が描けます。
漫画的には強弱のない線って見難いのですが、一息でスラッと強弱をつけられない僕は、細い線をそーっと重ねて線を描きますんで、ずっと細い線が描けるペンのがいいです(^^;
15~20枚ぐらい原稿を描くと、ペン先が潰れますが、簡単にペン先を交換できるのもエコだし経済的で良いです。
さてそのペン先。
昨年大量に買い置きしてたのですが、そろそろなくなってきたので通販~…っと。
結構描いたんだなぁ、俺。
上手い人はペンなんて何でもいいのでしょうけど、下手な僕にはペンは重要。
色々試しましたね~。
最初はやっぱり、漫画といえば「Gペン」か「カブラペン」。
どちらも暫く使ってましたが、案外線が太いんですよね。
しかも力を入れるとペン先が開くので(本来はそれがこのペンの特徴で、勢いのある線が描けるのですが…)
力の加減に慣れないとギャーーって位線が太くなってしまいます。
チマチマした絵を描く自分には太すぎて、使いこなせませんでした。
又、力を入れて大きく線を引きたい時も、つけペンの性質上、途中でインクがかすれてしまう事もしばしば。
そうなってしまうと、かすれた線をなぞるので、線が汚くなるという…orz
自分、柔らかいペン先ってダメなんですよ。
元々筆圧が弱いく、力の調整がうまくいかなくて。
だから硬いペン先が好みなんです。
そこで試してみたのが「ガラスペン」。
滑らかな書き味、インクの持ちがいい、線に強弱が付かない等、使い易いかなー、と思ったのですが、
元々絵を描く為のペンではないので、やはり線が太い。
しかもうんと高い奴じゃないと、その効果を発揮しないんですよね…(^^;
つー事で、これも断念。
ただ、すごくキレイなペンですよ。高価なものは芸術品って感じです。
ロットリングも試してみました。
製図用で、線の太さが変わらないというペンです。
コレ、けっこー高価なんですが、奮発して買ったんですけど…
製図用ですので当然といえば当然なのですが、ペンを斜めにすると線が描けません。
紙に対して、ペンを垂直に当てないと描けないんです。
しかもすぐにインクが詰まって、使い物になりませんでしたw
これだったら150円で買える、パイロットのHI-TECシリーズの方が断然使い易い。
うーん、ビバ、made in Japan。
そんな訳で一時期はHI-TECシリーズや、uniのSigunoのうんと細い奴で描いてたりもしたのですが、
インクの乾きが遅いので、うっかり手をつけてしまうと、手にインクが移ってしまったり、乾いたと思って消しゴムをかけたらビ~っとインクを伸ばしてしまったり…。
やはり漫画には向いていません。
(でも、職場では愛用してますw 書類を書くには太さや滑らかさが非常にいいです。)
それで結局漫画用ペンに戻ってきて…
今度は日光の「丸ペン」を使ってました。
他の会社も出してますが、ペン先が最も硬い「日光」ので。
でーすーがー、硬いといっても、これも思わぬところで線が太くなってしまう、肝心なときにインクがかすれる、って事がよくありまして(←要は使いこなせなかったorz)
しかも丸ペン、先が尖ってるんで原稿用紙に引っかかるんですよね…(^^;
コレで指を突き刺して、怪我する事もありました…w
ミリペンも色々試してみました。
メーカーによっては、描くと変な手応えがあるっていうか…曲線はゆっくり描かないとかすれます。
線の太さが一定なのはいいのですが、何となく描きにくい…。
ペン先が長いタイプだと、すぐ潰れてしまいます。
それと、インクの色が薄い物が多いんです。
インクを付けるタイプのペンはキレイな黒なんですけど、ミリペンの多くはやや薄いんです。
ですので、コピーや印刷でハッキリ出ない、という難点があります。
あーでもないこーでもない…と色々試して、落ち着いたのがコピックマルチライナーSPと言うわけです。
ミリペンなんですけどね(^^;
ただ、これもやはりミリペンのインクの性質上、スキャン後、なんの加工もせず2値化すると細い線はトびます。
(今は原稿を直接コピーするって事がないので、印刷に耐えられるかどうかはわかりません)
しかし超~便利なフォトショのアクションファイルを戴いた為(←っていうか、ネットで無料で公開されてる神様の様なサイト様のお陰ですw)、このペンを使い続けていられる訳です。
何だって使い方次第…なんですね。
…しっかし、すんげー沢山ペン買ったなぁ…。
完全にデジ絵で仕上げる事ができれば、こんな苦労はないんですけどね…(´・ω・`)
でもまぁ、デジ絵も万能と言う訳ではありません。
線が単調な感じがします。
アナログ独特の、勢いのある線っていうのは難しいのかも…です。
…で、結論は…
特にありませんorz
自分も最近ぶぼさんの影響でアナログに手を出したくなり、ペンについていろいろ調べていましたw
ペンの性能よりもまず自身のデッサン力だろうなとも思うのですが、
ペンがどういうものなのか知りたいというのがありました…。なので大変参考になりました。
ガラスペンなんてものがあるんですねぇー!
テレビでやっていた筆記距離実験でも一度のインクで20mを超えたそうですねw
検索してみたのですがすごく美しいです。
お部屋のインテリアとしても最適かもしれませんねw
わざわざ購入して試されたんですね。なかなかお高そうですw
見た感じ硬いので指がすごく痛くなりそうですが、
実際は持ち心地はどのような感じでした…?
ガラスペンを愛用する漫画家って
Gペンなどに比べるとあまりいない感じですよね。
やっぱり痛いからなんでしょうか…w
ぶぼさんはコピックマルチライナーSPというミリペンを愛用なさっているのですね。
強弱がつかないというのにはミリペンがもってこいでしょうねw
ドラゴンボールの鳥山先生も一時期トーンもなしでミリペンだけで原稿を仕上げていらしたそうです…w
線の強弱とか関係ないんだなーと思いましたw
あのサングラス傀さんのペン入れもそれでおこなっていたんですね!
実物を拝見させていただくと、そのペンの具合がよくわかりました。
ミリペンはいちいちインクを浸す必要もありませんから便利でしょうねw
はじめはこんなサインペン(?)でも漫画が描けるのかと驚きでした…w
>超~便利なフォトショのアクションファイル
ところでこちらのアクションって、どういった行程を行うんですか…?
自分の頭脳だとトーンカーブで白黒はっきりさせるくらいしか思い浮かばないのですが…参考に教えていただきたいですw
コメントありがとうございます!
こんな駄文でも何かのお役に立てれば幸いです…。
じ…自分の影響でYRNさんがアナログ星人に…ww何故か嬉しいですね~w
しかし責任は取れませんよwwww
>ペンの性能よりもまず自身のデッサン力
で す よ ね ~w
描けないのはペンのせいじゃないですwww
基本がしっかりしてないと何だって使いこなせませんよね…w
>ガラスペン
これは日本の素晴らしい芸術品です!!!
インテリアの一部にもなりそうですよねww
自分が買ったのはペン先だけがガラスで、柄はプラスティックの安物だったんですけど…(^^;手が疲れる・痛くなるという事はなかったと思います。
全部ガラスだと高いんですよー(^^;;
…という訳で参考にならなくてすみません…orz
ガラスペンで漫画描いてる人って聞いた事ないです…ww
>ミリペン
そうそう、鳥山先生が使っているって事で、一気に有名になったペンですwこれだけで仕上げるっていうのも凄いです…。
あ、例の傀さんもこのペンで描きました(´・ω・)ノ
目、鼻、口は0.03㎜、それ以外は0.05㎜…を使ってます。
コマが小さいと、殆ど全部0.03㎜で描いちゃいますけどね…。
仰る通り、インクに浸す手間がないので楽です。
自分も最初、こんなので漫画描けるの?と思いましたがw今は色々と書き味がいいのがあるんですね~。
ただやはり、つけペンの様な艶のある美しい黒は出ませんので…一長一短です。
>>超~便利なフォトショのアクションファイル
自分も中で何が行われているのか良く解っていないのですがw
トーンカーブやレベル補修だけですと、白を強くすると細い線が消えてしまい、細い線が消えないレベルだと影が残ってしまったりで、調節が難しいんですよね~。
それを一発でキレイにしてくれます。
ただコレは「紙に描いた線画をスキャン」した後の作業ですので、PC上で主線を描く方には不要です。
一応…
「名称未設定」様というサイト様内、
http://server09.joeswebhosting.net/~xx5491/sh1_link/sh1_link/
にあります「主線補正アクション」です。
使えば素晴らしさが解りますよww