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2025年02月07日
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春眠暁を覚えず…
2010年03月13日
春ですね。
今日はすっごくあったかい。
そして最近、ひたすら眠いっす…。
そこで思い出した。
「春眠暁を覚えず」という言葉を。
孟浩然の詩だそうですが、僕はこの意味を当初、
「春は眠くてしかたがない」的な意味だと思ってました。
えぇ、誤用です。
辞書には「春の眠りは心地よいので、朝が来た事に気づかない位ぐっすり寝てしまう」とあります。
しかし数年前、その歌は
「折角咲いた春の花が、春の嵐で散ってしまうのではないかと心配で夜も眠れない」ってのが正しい意味だぞー、と誰だったかに言われて、すっかり間に受け、この時期に知ったかぶって言いふらしてしまいました。
だがしかし!!
ホントかよ~?と思ってググってみたら…
「春の眠りは心地よいので、つい寝坊してしまう」とか
「春の夜明けは(冬に比べて)早いので、気づけばもう朝だ」とか
「夜の嵐に気づかないぐらい、よく寝てた」とか
「(暁を覚えず=眠りが覚めないの解釈で)死を意味する」とか!?
えーーー、どれが正しい意味なのさ~。
原詩はこうです。
春眠不覺曉 處處聞啼鳥 夜来風雨聲 花落知多少
作者がどういう時に詠んだのか、それが問題だ…。
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