はんちく雑記

　昨日は競馬に選挙にイモトさんのフルマラソン（あえて、にじゅうなんとかテレビとは言わないw）とテレビに釘付けなぶぼでした。

　とりあえず、政治に文句を言うのはオヤジの嗜みなのでw今回の選挙の話でも。

　既に新聞でも大々的に報道されていますが、
終わってみれば民主党の圧勝。
気持ち悪いぐらいの圧勝です。

　投票率は約６９％だったそうですから、民意の表れって言って差し支えないのでしょうが…。

　それにしたって民主党の獲得議席数…ホント異常です。（＾＾；
大統領選挙じゃないんだから、落としたい党の逆に投票すればいいってモンじゃないと思うんですけど…。
これじゃ、一党独裁政治に逆戻りじゃないんですか。
それとも、他の党に魅力がないのでしょうか？
いやそれ以前に、他の党の事を知ってますか？って感じです。

　ともあれ、これが小選挙区制の恐ろしさです。

　それまでの中選挙区制から、現在の小選挙区比例代表制の本格的な移行は1996年から。
小沢氏は、選挙制度を変えさせた立役者の一人でもあるのです。
この当時、自民党以外の党から首相が出たり、政党乱立とかいう時代？で、
小選挙区制に変えたのは、政権交代を可能にするため…だったらしいです。

　小選挙区制というのは、大政党に有利な選挙制度ですから、
その当時、僕ぁてっきり自民党に圧倒的有利な選挙制度で、崩れた一党独裁体制を立て直すためかと思ってましたが…。
約15年後（案が出たのは96年よりもっと前ですから）まさかこんな形で実現するとは。
恐るべし。
後年、ミスター選挙とか言われるかもですねw

　それにしたって、小沢チルドレンとか小沢ガールズとか、何ですかそれは。
ある意味上手いです。世論操作や候補者の立て方が。

　自民党の大物（？）に対してぶつけた対立候補者は、殆どが若手。
ぶっちゃけ政治って何だかわかる？と聞きたくなる感じの人達ばかり。
しかし、やっぱり若くて更に女性だと華がありますから、TV映えしますし、比例代表用の票集めにも有効です。
もし落選でも、党としては痛くもかゆくもない訳で。

　こうなると、何だか落選した候補が気の毒に思えますが、
まぁ仕方ないやね、これが選挙ってモンですから。
どちらかというと人気投票な感じですけど…。

　さぁ、問題はこの後です。
別に期待はしてませんが、政権交代した以上、日本が良い方向へ行ってくれないと困ります。
税金増やすとかマジ止めて下さい。
外国のいいなりにならないで下さい。
マスコミに踊らされないで下さい。
企業の為の政治をしないで下さい。
選挙の為の政治をしないで下さい。
無意味な法案を意地だけで通すの止めて下さい。

　これから、何も変わらない・もしくは悪い方向へ変わってしまったら、ホントに日本の政治は終わりです。
誰も選挙に行かなくなります。
既におかしい日本の民主主義が、もっとおかしくなってしますのです。

　…ところで、民主党の「マニフェスト」。
PDFでダウンロードしようとしたら「ファイルが壊れてます」って出るんですけど…（´・ω・｀）
Flash版なら見られますが…うーん…（－公－）

　あー、あと気になったのが…

　今回の選挙では、最高裁判所裁判官の国民審査もありました。
ウチの新聞ヨミーですけど、そこに
「一票の格差」に対する判決で、「一票不平等を容認した裁判官は×つけよう」的（に受け止められる）意見広告がありましたが…
いいの？これ…？
いや、その主張に賛成とか反対とかって訳じゃないんですけど…、
他にも国民が納得いかない判決を下した裁判官はいると思うのに、コレだけピックアップっていうのは、ちょっとどうかと…。
たまたま関わらなかった裁判官についても、もっと何か審査の基準になる判例を出して欲しいです。
以前は趣味とかかいてあったんですけどね…（＾＾；



　…うん、なんかこの手の話を書くのは久しぶりです（´・ω・｀）
ですから、政治批判はオヤジの嗜みなんですってば！